人気ブログランキング | 話題のタグを見る


1日は24時間

社会の変化に伴い、子どもを取り巻く環境も大きく変わった。
その辺のことを教育改革を唱える人たちはきちんと把握しているのだろうか?

昭和30年代、40年代以前の子どもと現代の子どもを比べると、明らかに現代の子どもの方が忙しいと思う。
ゲーム、ケータイに費やす時間は当時はなかったし、塾やスポーツクラブに通う子どもは珍しかった。
現代の子は昔の子どもが読書やマンガに費やして時間以上に、上記に時間を奪われているのではないかと思う。
それに加えて、テレビは放送局が膨大に増えて、ビデオやDVDは日常のものだし、音楽だって聞かなくちゃいけないし、カラオケにも行くし……とにかく忙しい。

でも、1日24時間しかないのは今も昔も変わらない。
どうせ、ほとんどの子どもが保育園や幼稚園に通い、高校はほぼ全入みたいなものなのだから、義務教育期間を延長して、ゆっくり基本的なことを学べるようにすれば良いではないか。

いずれにしても、どうやったって学校の勉強が苦手な人間は必ず何割かいるはずなのだから、100人が100人とも国が望むような高い学力を身につけることは困難でしょう。
学校の勉強が苦手な人間が、社会で持っている能力を十分生かせる教育体系をつくる方が大切だと思うよ。

それからさ、教科書が薄くてどうたらこうたらって批判しているけど、その人たちは実際に中身をちゃんと見ているのかな?
小学校高学年の算数なんて、学校を離れて何年も経つ大人にはかなり難しいよ。
by ojiji-houdan | 2007-01-26 22:00
<< セピアのしげき 私的教育改革 >>



時事ネタを勝手に評論
by ojiji-houdan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
メモ帳
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧