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国境の海

甲子園の熱戦に夢中になっている間も、世の中はいろんなことが起こる。
日ロの境界で漁をしていた漁船が、ロシアの警備隊に発砲され乗組員が死亡という事件が発生した。
漁師はだ捕される危険覚悟で漁をするとは聞いているが、まさか銃弾をあびて死ぬとは考えないだろう。
だって、そんな事態を防ぐために北方4島に物質支援したり、ビザなし交流している訳でしょう?
そういうことが何の役にも立っていないことが、今回改めてはっきりした。

さて、国境ラインで日本国民が銃撃されて死んだというのに、首相も官房長官も外相も誰ひとり公式なコメントを出さない。
「もう辞めるから面倒くさい。大した問題じゃない」「総裁選挙でそれどころじゃない」ってか?
もしこれがロシアではなく、北朝鮮だったらどうだろう?
きっとものすごい騒ぎになって、声高らかに報復を叫ぶに違いない。

日本の外交は欧米諸国やロシアには卑屈なまでに低姿勢なくせに、中国や韓国、北朝鮮など近隣アジア諸国には必要以上に居丈高な態度になる。
大日本帝国時代の名残を引きずっているとしか思えない。
靖国神社にしても、大日本帝国の悪しき遺産を継承しようとするから近隣国から嫌悪されるんじゃないかな?
靖国神社は国民を天皇の赤子として富国強兵に駆り立てるための国家的アイテムだったことに気づくべきだ。
しかし、それが素直で善良な国民ほど靖国神社を崇拝するのが、実に不幸で、国の罪深さを感じる。
by ojiji-houdan | 2006-08-23 00:00
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