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トリノ五輪第14日

早起きをしたおかげで、荒川の金メダルの演技と金確定の瞬間をライブで観れました。
氷上の女神が、今大会では荒川に微笑みましたね。
本人や家族の喜びを思うと、マスコミの過熱報道に「少ししずかにしろ!」と言いたくなります。(寒いオヤジギャグでした)
いや、本当に本人は時間が経つにつれて、じんわりと喜びがやってくるのではないかな。

村主も安藤も、本人たちは順位に不満があるかも知れないけど、今の自分の持っている力を存分に出したようなので良かったなと思います。
銅メダルだった金候補のスルツカヤのコメントも、何か潔いものを感じました。

それにしても、アメリカはやっぱり女子フィギュアでは王国ですね。
銀メダルのコーエンのほか、あとの二人も入賞している。層が厚いです。

さて、金メダル確定の瞬間、荒川の両隣りに似たような女性二人がいましたね。
グレーのセーターが城田監督で、赤のセーターが佐藤久美子コーチです。(たぶん)
ああして見ると、二人はよく似ていますね。
ご存知の方も多いと思いますが、村主の佐藤信夫コーチは久美子コーチの夫君、つまり夫妻でコーチとして派遣されているんだよね。
そしてその娘の有香(元世界チャンピオン)は、NHKの現地解説者。
佐藤一家はトリノに集結している状態。
夫妻はそろって元五輪代表。夫は大した成績は残していないが、妻はグルノーブルで8位。今なら入賞でした。
余談ですがこの大会には、いしだあゆみの姉もフィギュアシングル代表で出ています。

閑話休題
テレビ観戦者として思ったのは、フィギュアの採点が以前より透明になったこと。
前は順位点というのが実に分かりづらかった。
それと、滑走順番で、有力選手が後になると得点の出し惜しみがあって、観ている側にも不公平感を感じさせた。
採点の基準も何だかはっきりしなかったし。
今は技術に対する評価基準が示されているので、わりと納得しやすい。
ただし、解説者のフォローがなければ、やっぱり一般視聴者が採点するのは無理な競技である。

荒川と村主はひとつの達成感を得たと思う。
問題は安藤だ。
体調を万全にしたら再び4回転を跳び、ミキティの笑顔を取り戻せるだろうか。
3年前の4回転のときが、彼女の絶頂だったのか、それともまだ伸びる可能性があるのか?

荒川が金メダルを取ったことで、「浅田を出していれば」という声はまったく消えるだろう。
で、4年後浅田は堂々と出場し金メダルを再び・・・・・・という期待になるのだろう。
しかし、そううまく行くかな?
浅田も今が彼女のピークかも知れないぞ。
浅田はまだ身体が成長途上のようなので、大人の身体になったときに今の動きができる保障はないぞ。
次から次とホープをもみくちゃにすることなく、静かに成長を見つめてあげようじゃないか。

なんだかんだ言っても、やっぱり日本選手がメダルを取るのは素直に嬉しいことである。
そんな訳で、本日は文体が前後で違うことをご勘弁。
by ojiji-houdan | 2006-02-24 19:43
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