「恋人よ」は、
♪枯葉散る夕暮れは~ でした。
年々、記憶力が減退しておるな。
「枯葉=恋人よ」のような連想で、「
落ち葉=最後の一葉」。
秋が深まってくると、この物語を思い出す。
思い込みの激しい病気の娘が、葉っぱが全部散ってしまうと自分は死ぬのだとトンでもないことを言い出したために、絵描きのじいさんが嵐の夜にもかかわらず外で葉っぱを描いて死んじゃう話。
バカ娘のせいで、じいさん寿命を縮めてしまった。
まあ、娘可愛さのあまりと考えれば、じいさんは幸せだったかも。
しかし、嵐の中で、しかも夜、よく本物そっくりの葉っぱを壁に描けたものだ。
たしか雨も降っていたはずだし、描いてから数日経っても色あせなかった。
いったいどんな絵の具じゃ?
この作品書いたのは、オー・ヘンリーだったっけ?
この人、なんとかの贈り物という作品もそうだよね?
ほら、貧乏なカップルがさ、お互いにクリスマスプレゼントのために大事な時計手放したり、自慢の髪を切ってしまった話。
そんな会話不足な二人は、結局結婚しても破綻を予感させる。